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会長「助成金を分け合うよう指示」認める

2018年8月3日 11:57
会長「助成金を分け合うよう指示」認める

助成金の不正流用などの問題が指摘されている日本ボクシング連盟の山根明会長が3日午前、NNNの単独取材に応じ、「助成金を選手3人で分け合うよう指示をした」と関与を認めた。

山根会長「助成金については、私が指示した。間違いない。立派な選手は3人いたので、分配してあげるべきだと思った。(助成金が)強化選手に渡るのは、ルール違反ではないだろうと、簡単な知識がなかった」

NNNの取材に応じた日本ボクシング連盟の山根会長は、助成金を3人の選手で分け合うよう不適切な流用を指示したとされることについて、自らの指示を認めた。

この問題は先週、元選手ら300人以上が金やパワハラなどの問題で連盟を告発したもの。山根会長は、試合で奈良出身の選手を優遇して判定させたとされる、いわゆる“奈良判定”については、次のように語った。

山根会長「(優遇させたことは)一切ない。選手のために命をかけているので。奈良の選手はいっぱい負けている。僕は口出しをしていない」

“奈良判定”については、自らの関与を否定した。