復興支える人材確保へ…合同説明会に能登の企業も 石川・金沢市
来年春卒業予定の大学生らを対象にした就職活動が本格化しています。7日、石川県金沢市で開かれた合同企業説明会には、被災地の能登を地盤とする企業も参加していました。
毎年この時期に開かれている「いしかわ就職フェア」。
会場では、およそ170の企業がブースを構え、来年春卒業予定の学生らがそれぞれに採用担当者の話を聞く姿が見られました。
こちらは能登町に本店を構える興能信用金庫のブース。
本店は今も断水が続いていますが、採用に関しては例年通りの人数を予定しているといいます。
興能信用金庫人事部・團子石義巳光さん
「災害があった所には行きたくないと思う学生が多いと思っていたが、『私の地元は能登なんですよ』と言葉を聞いて、能登に帰って働きたいと思っている学生がいっぱいいるのがうれしかった」
参加した学生
「復興の融資とか資金とかを頑張って調達して、助けられたらいいんじゃないかなと思います」
参加した学生
「祖父母とか両親二人とも能登にいる。そういった地域に貢献できたら」
この説明会は企業を入れ替えて8日も行われ、能登地区からは2日間で合わせて8つの企業が参加する予定です。