消防学校建て替え費用 約164億円を盛り込んだ補正予算案提出へ 老朽化で建て替え検討、名古屋市と共同で設置 愛知県
愛知県の大村知事は、大規模な災害が発生した際に支援活動の拠点となる消防学校の建設費などを、12月議会に提出する補正予算案に盛り込むと発表しました。
愛知県の消防学校は現在、尾張旭市にありますが、老朽化などの理由から建て替えが検討されてきました。
15日、愛知県の大村知事は会見を開き、消防学校の建て替え費用およそ163億5000万円を12月議会に提出する補正予算案に盛り込むと発表しました。
消防学校は豊山町に建設され、6.1ヘクタールの規模になる予定です。
消防学校は大規模な災害が発生した際には支援活動の拠点になるほか、通常時は高度な防災訓練が行えるようになるということです。
建設が予定されている消防学校は名古屋市と共同で設置されるもので、名古屋市が負担する額については今後決定するとしています。
消防学校は2028年度内に完成する予定だということです。