2年連続の黒字 旅客数の回復などが要因 中部国際空港・中間連結決算 通期では売上、純利益ともに上方修正
中部国際空港が、15日発表した中間連結決算は、旅客数の回復などで2年連続の黒字となりました。
中部国際空港の今年4月から9月までの中間連結決算で売上は、前の年の同じ時期と比べて42.4%増加の256億4千万円。純利益は、32億円で2年連続の黒字となりました。
旅客数が、国際線では、コロナ禍前の2019年度の同じ時期と比べて 65%ほどまで、回復したことに加えてコスト削減に取り組んだことが主な要因です。
今年度(2024年度)の通期の連結業績予想、旅客数は、前回公表の1080万人を据え置きました。
その一方で、国際旅客保安サービス料の値上げや免税店・飲食店が好調なことから売上533億円(前回公表526億円)、純利益51億円(前回公表43億円)いずれも上方修正しています。