“森友”籠池被告夫妻 3月6日に初公判
詐欺などの罪で起訴された、前の森友学園理事長・籠池泰典被告夫妻の初公判が、3月6日に決まった。
前の森友学園・理事長の籠池泰典被告と妻の諄子被告は、小学校の建設費用や障害のある子供の数を水増しして、国や大阪府・市から補助金をだまし取ったなどとして、詐欺と詐欺未遂の罪で起訴されている。
25日の公判前整理手続きで、籠池被告夫妻の初公判が、3月6日午後2時から大阪地裁で開かれることが正式に決まった。
泰典被告は、捜査段階では黙秘していたが、関係者によると、裁判では、不適切な手段で補助金を受け取ったことは認めたうえで、だまし取る意図は無く、詐欺にはあたらないと主張する方針。
また、国策捜査であり、籠池被告夫妻のみを起訴したのは、違法な「忖度(そんたく)起訴」だと捜査を批判する方針。一方、諄子被告については、全面的に無罪を争う方針。