雪下ろしに革命?どんどん滑り落ちる発明品
屋根の雪が、みるみる滑り落ちる――雪下ろしの負担を軽減する発明品、その名も「らくらく雪すべ~る」。先端を雪に突き刺すと、雪が割れてブロック状になり、滑り落ちていきます。
一晩で降り積もったという、屋根の雪を下ろしていく光景。さして、押すだけ、雪を滑らせて落としていきます。どんどん落としていき…かかった時間は、ここまでで3分。あっという間に雪を下ろすことができました。
こちらは女性、力がなくても簡単に雪を下ろせます。屋根の上で作業する時は、手前に引きます。引っ張ると、雪が割れて、滑り落ちます。
アルミでできた先端部分で、雪を切り、プラスチック段ボールのシートの上を雪が滑り落ちる仕組みです。シートには折り目がついています。手前に引くと、シートが屋根の形状に合わせて垂れるため、雪を一定の場所に落とすことができます。
開発したのは、井口さん夫妻。田舎暮らしをしたいと、4年前に、岐阜の豪雪地帯に引っ越しました。そこで知ったのが雪下ろしの過酷さ。
井口さん夫妻「除雪作業中に亡くなってたりとか、それが、高齢者の方がほとんどというデータを見て、商品にしようとそこで決めました」
そして誕生した「らくらく雪すべ~る」。価格は2万1384円。ネットで販売中ですが、人気で今年は品切れが予想されています。
【the SOCIAL futureより】