震度6弱観測の厚真町 断水続くなどの影響
21日夜、北海道・厚真町で震度6弱を観測する地震が発生した。一夜明けた厚真町では、断水が続くなど生活への影響が出ている。
震度6弱を観測した厚真町では、地震発生から一夜明けたが、豊沢地区の81戸で断水が続き、水をもらいに来る町民の姿が見られた。
厚真町民「かなり物が倒れた。トイレが使えないので心配だが、なんとかなるとは思う」
21日午後9時22分に胆振中東部を震源として発生した地震では、厚真町で震度6弱、安平町やむかわ町で震度5強、札幌市北区・手稲区で震度5弱を観測。これまでに3人が軽いけがをしていて、厚真町の幌里地区では雪崩が発生した。また、むかわ町では、2階建て住宅の煙突が折れる被害があった。
気象庁では、今回の地震を北海道胆振東部地震の一連の地震活動と断定し、この活動は当面続くとみている。