×

なんとか頑張るから…祈りに包まれる被災地

2019年3月11日 14:12
なんとか頑張るから…祈りに包まれる被災地

11日、東日本大震災の発生から8年を迎えた。被災地は祈りに包まれている。

震災から8年の日を迎えた被災地は大荒れの天気となった。早朝から、各地で犠牲者を悼む人たちの姿が見られた。

宮城県の男性「『まだまだ復興途上だけれども、なんとか頑張るからね』と声かけをしてお祈りしてきました」

岩手県大槌町では今も身元がわかっていない66人の遺骨に平野公三町長らが花を供えた。

平野町長「町は皆さんにつながる全ての人たちの頑張りで、復興に向け着実な歩みを進めています。あの日、皆さんと共に思い描いたこの町の未来の実現に向けて町民と一緒に頑張っていきます」

東日本大震災では震災関連死を含めると1万9598人が死亡し、今も2533人の行方がわかっていない。また、今も全国で約5万2000人が避難している。特に福島第一原発事故の影響に苦しむ福島県民は4万1000人以上が県内外で避難生活を送っている。

地震が起きた午後2時46分に合わせて各地で黙とうが行われ、被災地は一日中、祈りに包まれる。

一緒に見られているニュース