“母国は日本 祖国は台湾”日本兵として戦地へ行った台湾人男性の過酷な体験とは…
呉正男さん(95歳)は、台湾がまだ日本の統治下にあった頃に台湾人として生まれました。呉さんが日本へやってきたのは、中学へ進学する1941年でした。来日後、日本の教育を受けた呉さんは、いつしか日本を守らなければいけないと思うようになったと言います。
その思いを胸に、茨城県にある陸軍航空通信学校に入隊。朝鮮半島へ派遣されました。一度は特攻隊へ志願するも出撃することなく終戦を迎えた呉さん。しかし、日本への帰路の途中に、追い打ちをかけるような出来事が待ち構えていました。
その出来事とは?杉原凜アナウンサーが取材しました。