政府の教育再生実行会議は、高校の普通科の改革などを盛り込んだ提言をとりまとめた。

今回の提言では、高校の普通科について、学校ごとにどのような人材を育成するのか明確にすることが必要とし、その具体的な類型などについては中教審での検討を求めている。

また、大学入試を過度に重視した高校のコース分けは望ましくないとして、理系、文系両方をバランスよく学べるよう教育課程の見直しが重要とした。

これに伴い、大学の入試科目の見直しを求め、取り組む大学を支援することも提案している。

さらに、ＡＩ時代を担う人材育成の重要性を指摘し、ＡＩ分野などで必要な知識やスキルを修得できる大学などの教育プログラムの認定制度の創設を求めた。