１８日夜、山形県沖を震源とする強い地震があり、新潟県村上市で震度６強の揺れを観測した。気象庁は、今後、地震だけでなく土砂災害にも警戒するよう呼びかけている。

１８日午後１０時２２分ごろ、山形県沖を震源とする強い地震があった。震源の深さは１４キロ、地震の規模を示すマグニチュードは６．７と推定されている。

震度６強を観測したのは新潟県村上市、震度６弱を観測したのは山形県鶴岡市、震度５弱を観測したのは山形県酒田市、秋田県由利本荘市、新潟県長岡市、柏崎市となっている。

この地震で新潟港で１０センチ、山形県酒田市、石川県の輪島港などでいずれも数センチ程度の津波が観測されたが、津波注意報は午前１時過ぎに解除された。

ＮＮＮのまとめでは、これまでに２７人のけが人がでている。

また新潟県、山形県ともすでに梅雨入りして、気象庁は現在、新潟県村上市に大雨警報を発表している。

気象庁は、今後の地震活動の見通しについて、１週間ほどは震度６強程度の地震に注意が必要で特に今後２、３日は、規模の大きな地震が起きやすいと説明している。