元球児らが「甲子園」やり直し 3年前コロナで中止
3年前、新型コロナウイルスの影響で中止となった夏の甲子園をやり直そうと、当時の球児らが集まり、特別大会が開かれています。
甲子園球場で始まったのは、その名も、「あの夏を取り戻せ全国元高校球児野球大会」。2020年、新型コロナの影響で、戦後初めて中止になった夏の甲子園をやり直そうと、当時、選手だった男性がプロジェクトを立ち上げ、およそ7000万円の費用をクラウドファンディングなどで集め、実現させました。
選手宣誓 聖隷クリストファー高校OB 大橋琉也さん
「新型コロナウイルスによって様々な苦しみを受けたこの世代。正々堂々と戦い抜くことを誓います」
代わりに行われた地区大会で優勝したり、上位に進出したりした42チーム、およそ700人が、3年越しで甲子園の土を踏み、練習や入場行進に臨みました。
甲子園で試合ができるのは、4チーム2試合のみですが、グラウンドは元球児らの笑顔に包まれました。