冬の味覚カキの水揚げ作業が始まる 加熱しても縮みにくく大ぶりの身が特徴 兵庫・相生市 播磨灘沿岸
兵庫県の播磨灘沿岸では、冬の味覚・カキの水揚げ作業が始まっています。
海から引き揚げられたロープにびっしりと連なっているのは冬の味覚・カキです。22日朝、兵庫県相生市の沖では、漁師らが「養殖いかだ」から次々と水揚げしていきました。
栄養が豊富な播磨灘でとれるカキは半年から1年かけて成長し、加熱しても縮みにくい大ぶりの身が特徴です。
今年は水温が高く、水揚げの開始が2週間ほど遅れるなど成長が心配されましたが、例年並みの水揚げが期待できるということです。水揚げされたカキは大きさごとに分けて出荷され、700トンの出荷を目標にしています。
カキは海水温が低くなるにつれて大きく育ち、おいしさも増していくということで、水揚げは来年の春まで行われます。