三笠宮妃百合子さまの葬儀の費用は約3億2500万円 8年前の故三笠宮さまの時と比べ約6000万円増
宮内庁は、亡くなられた三笠宮妃百合子さまの葬儀に必要な費用は約3億2500万円と発表しました。物価の上昇などを受け8年前の三笠宮さまの葬儀に比べ6000万円ほど増加しています。
宮内庁は、今月15日に亡くなられた三笠宮妃百合子さまの葬儀に必要な費用は約3億2500万円と発表し、22日の閣議で新たに、約3億2000万円を予備費で計上することが決定されました。
葬儀の費用は国費で負担することが、15日の閣議ですでに了解されています。
8年前の2016年に三笠宮さまが亡くなった際の葬儀の費用は約2億6500万円で、そのときに比べ、約5900万円増加しています。
今回は墓所を新たにつくる必要はないため、墓所にかかる費用は減っていますが、一方で、物価上昇などの影響で、葬儀にかかわる工事のための人件費や資材費が増加したこと、消費税率が8%から10%に引き上げられたこと、参道の補修などの施設の整備などに費用がかかることなどの理由のため、宮内庁は費用が増加したと説明しています。
また百合子さまの皇族費については、すでに10月に、半年分が支給されているため、時期をみて12月からの4か月分が、月割り計算をして返納されることになるとしています。