バルーンアートで再現 リアルなスズメバチ
風船を使ったバルーンアートで、リアルな生きものを再現した作品が話題になっている。その制作過程を取材した。
クネクネした足を持つ“タコ”。木にぶらさがる“フクロテナガザル”。一つ一つのうろこも表現した“トビハゼ”。芋虫、マンドリル、ダイオウグソクムシなど、様々な形や色の風船を組み合わせて作っている。
スズメバチを作るのには約60分かかる。黒い風船と黄色い風船をポンプでふくらませて、ねじってちぎって巻き付けてパーツをつなぎあわせたら完成だ。
作っているのはバルーンアート歴11年の松本壮由さんだ。
松本さん「風船は形の制約が多いので、どうやって作るのか考えるのが楽しい」
いままでに約150個の作品を生み出してきた。数日でしぼんでしまい保存がきかないため、自宅で撮影しHPやSNSに掲載したらハサミで割ってしまう。作るのに1時間かかるが、割るのは1分。
松本さん「まだ作れない動物もいっぱいあるので、作れるようになるまで頑張っていきたい」
【the SOCIAL viewより】