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西日本で激しい雨警戒 福岡等一部避難勧告

2019年7月22日 9:34
西日本で激しい雨警戒 福岡等一部避難勧告

九州北部は21日、記録的な大雨となった。西日本では22日も局地的に激しい雨が降る恐れがあり、気象庁は土砂災害などに警戒するよう呼びかけている。

台風5号に向かって流れ込んだ湿った空気の影響で、九州北部には21日、線状降水帯と呼ばれる帯状の発達した積乱雲がかかり続けた。24時間の雨量は佐賀県鳥栖市と福岡県久留米市でいずれも335.5ミリと、観測史上最大となった。

この大雨で広島県の一部地域に出されていた避難指示・避難勧告はすべて解除された。福岡県では午前9時現在も一部地域に避難指示が出ている。また、福岡県、佐賀県の一部地域に避難勧告が出ている。これは、5段階の「大雨警戒レベル」のうち危険性が2番目に高い「レベル4」の情報。浸水想定地域や、土砂災害に警戒が必要なエリアに住む人は避難所や安全な場所にただちに避難を。

引き続き、22日も西日本を中心に局地的に激しい雨の降るおそれがあり、土砂災害などに警戒が必要。