「機長の知識・技能足りず」奈良小型機墜落
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2017年8月、奈良県山添村の山中に小型機が墜落した事故について、国の運輸安全委員会は、機長が操縦に必要な知識や技能を身につけていなかったとする報告書を公表した。
この事故は2017年8月、大阪の八尾空港を出発した小型機が山添村の山中に墜落し、2人が死亡したもので、小型機は制御を失った状況に陥って急旋回、空中分解して墜落したとみられている。
運輸安全委員会の調査では、機体のバランスを保つための装置が、離陸時の状態のまま不適切な位置にあったことが判明した。委員会はこうしたことから、事故原因について、機長が必要な知識や技能を身につけておらず、適切な操縦ができていなかった可能性が高いと指摘し、国土交通省に対し、パイロットを指導するよう求めた。