堀江さんら民間ロケット 宇宙空間に届かず
北海道大樹町の堀江貴文さんらの民間企業が製造・開発したロケットの打ち上げが行われたが、宇宙空間に届かなかった。
大樹町にあるインターステラテクノロジズの「MOMO4号機」は、27日午後4時すぎに打ち上げられた。
しかし、機体のコンピューターが異常を検知し、自動でエンジンが停止したという。到達高度は13キロで、宇宙空間に到達しなかった。
インターステラテクノロジズ・稲川貴大社長「点火、離昇といわれる地面から浮くところまでは正常だったが、打ち上げ後64.3秒のタイミングで、コンピューター自身が自動的に判断して止まった」
インターステラテクノロジズでは、今後、トラブルの原因を究明するため、MOMO5号機については、「打ち上げまで2か月以上はかかる」と話している。