「最低賃金」東京と神奈川で時給千円超に
今年度の最低賃金について東京と神奈川の審議会は、28円引き上げる答申をまとめ、全国ではじめて、時給1000円を超えることになる。
全ての労働者に支払わなければならない「最低賃金」の今年度の引き上げ額について厚生労働省の審議会は、先週、東京や神奈川などで28円とする目安を示した。
これを受け、東京の最低賃金審議会は5日、引き上げ額を目安通り28円とし、現在の時給985円から1013円とする答申をまとめた。神奈川でも同様に28円引き上げ、1011円とする答申をまとめた。
今月20日までに答申に対する異議がなければ、最低賃金はことし10月に引き上げられ、全国ではじめて1000円を超えることになる。