将棋の藤井聡太八冠が10日に行われたトーナメント戦の決勝で敗れ、今年初めての黒星を喫しました。

藤井八冠は10日、都内で行われた朝日杯将棋オープン戦の準決勝と決勝にのぞみました。持ち時間は40分で、藤井八冠は午前の準決勝で糸谷哲郎八段を破り、午後の決勝で永瀬拓矢九段と戦いました。

王座戦では永瀬九段からタイトルを奪い八冠となりましたが、今回は敗れて優勝はならず、今年初黒星となりました。

藤井聡太八冠「結果は残念だったがすごく充実した1日を過ごせた」

永瀬拓矢九段「本当に胸を借りるだけなので、こちらは精一杯やるのみ。一所懸命集中するのみかなと思いながら指していました」

朝日杯で初優勝を飾った永瀬九段は、「自信になった」と語りました。