パートやアルバイトなどの“非正規春闘”来年も10%以上の賃上げ要求へ
パートや派遣社員など、非正規雇用労働者の賃上げを求める「非正規春闘実行委員会」は2日、来年の春闘では企業側に10%以上の賃上げ(ベースアップ)を求めていく方針を発表しました。
実行委員会は、物価高騰に賃上げが間に合わず労働者の生活が圧迫されているとして、20%や25%などの積極的な賃上げを要求していくとしています。
また、介護や保育、物流の分野など、低賃金を強いられている非正規雇用のエッセンシャルワーカーの賃上げにも注力していくということです。
ことしの“非正規春闘”では、117社に要求を提出し、およそ70社から賃上げの回答がありました。
実行委員会は、来年はさらに規模を広げたいとして、3日、非正規労働者を対象とした相談ホットラインを開設します。
企業側への要求書は、来年1月から2月にかけて提出する予定だということです。
■春闘賃上げ労働相談ホットライン
日時:12月3日(火)17~21時電話番号:0120-333-774主催:非正規春闘実行委員会