来年の飲料や食料品の値上げ、今年上回るペースか 帝国データバンク
帝国データバンクは、来年の飲料や食料品の値上げが今年を上回るペースになるとの見通しを発表しました。
帝国データバンクが主要な食品メーカー195社を対象に行った分析によりますと、2025年の1月から4月に予定されている飲料や食料品の値上げは3933品目で、2024年を大幅に上回るペースになる見通しです。(前年の同時期に公表した見通しは1596品目)
原材料や資材など「モノ」の価格上昇に由来する値上げに加え、人件費や物流費など「サービス」面の価格上昇を要因とする値上げも増加する見込みだとしています。
生活必需品である飲食料品でも、コスト上昇分を価格に転嫁する動きが広がることが予想されますが、こうした動きが企業の収益増加を通じて、賃金の上昇という「好循環」につながるかどうかが焦点です。
最終更新日:2024年11月29日 18:59