大型で強い台風１９号が午後７時前、静岡・伊豆半島に上陸した。気象庁は、これまでに経験がないような暴風や高潮に、最大限、警戒するよう呼びかけている。

気象庁によると、午後７時前、大型の台風１９号は、静岡県の伊豆半島に上陸した。気象庁は、静岡県や関東甲信ではこれまでに経験がないような暴風や高潮に襲われる恐れがあるとして、最大限の警戒をするよう呼びかけている。

また気象庁は、東京の多摩地方や、埼玉、神奈川、群馬の山沿い、また、山梨、長野や静岡県の伊豆半島の一部市町村に“警戒レベル５”「命の危険」を示す大雨特別警報を発表している。

各地で土砂災害が多発し、多摩川や相模川、荒川などの大河川でも氾濫、堤防が決壊する恐れがあり、気象庁は、近くの比較的丈夫な建物や、自宅の２階以上、山の斜面からできるだけ離れた部屋に避難するなど、命を守る最善の行動を取るよう呼びかけている。