千葉県市川市の住宅が荒らされて現金などが盗まれ、住人の女性が連れ去られていた事件で、女性を監禁したとして逮捕された男の指紋が、市川市の隣の船橋市で発生した強盗致傷事件の現場からも検出されていたことがわかりました。

17日に逮捕された藤井柊容疑者は、市川市の強盗致傷事件で行方がわからなくなっていた50歳の女性を、埼玉県川越市の宿泊施設に監禁した疑いがもたれています。

藤井容疑者の指紋は、16日に横浜市青葉区で発生した強盗殺人事件の現場の住宅で見つかった指紋と一致していたことがわかっていました。

その後の捜査関係者への取材で、藤井容疑者の指紋は今月9日に発覚した船橋市の住宅で2人組の男が、高齢夫妻を縛り暴行を加え、およそ900万円が奪われた強盗事件の現場から見つかった指紋とも一致していたことが新たにわかりました。

警察は、藤井容疑者が3つの事件に関わったとみて捜査しています。