９月に岩手県盛岡市の民家の生垣に火を付けたとして、29歳の会社員の男が17日、放火の疑いで逮捕されました。

　逮捕されたのは、盛岡市永井の会社員、鈴木祐也容疑者29歳です。鈴木容疑者は９月10日、自宅近くにある民家の生垣に火を付け、幅およそ3メートル、高さおよそ70センチに渡って枝や葉などを焼いた放火の疑いがもたれています。

　けが人はいませんでしたが、近くの新聞販売店の防犯カメラに生垣が燃える様子や何者かが火を付ける様子が映っていて、警察は放火事件とみて捜査していました。

　調べに対し、鈴木容疑は容疑を認めているということです。警察が事件のいきさつや犯行の動機などを詳しく調べています。

　このほか、16日の夜には、奥州市前沢生母の北上川東部土地改良区で、敷地内に設置されている自動販売機1台と建物の壁の一部が燃える火事がありました。

　警察と消防が実況見分した結果、現場は当時、無人で火の気がないことから、放火の可能性があるとして調べています。