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ゴーン容疑者“逃亡関与”面会一部記載せず

2020年1月31日 12:17

不法出国の疑いで逮捕状が出ている日産の前会長カルロス・ゴーン容疑者が、保釈の条件となっていた面会記録に、逃亡を手助けしたとみられる男との面会を一部記載していなかったことがわかった。

東京地検によると、ゴーン容疑者は去年7月以降、6回にわたり、犯人隠避の疑いなどで逮捕状が出ているピーター・テイラー容疑者と面会していたという。

ゴーン容疑者は保釈の条件として、面会した人や日時や場所などを自ら記録し裁判所に提出していたが、関係者によると、ピーター容疑者との面会記録は出国前日を含む去年12月の2回分、記載していなかったという。

また、ピーター容疑者とは弘中惇一郎弁護士の事務所でも4回面会していたが、弘中弁護士は、「事務所で逃亡の謀議が行われたということはない」などとコメントしている。