東京パラ聖火リレー700か所超で「採火」
7日で開催200日前となる東京パラリンピック。聖火の火は、様々な方法で全国700か所以上から集められる。
東京パラリンピックの聖火は、8月に全国47都道府県の700か所以上で火を取る「採火」が行われる。具体的には、岩手県陸前高田市にある東日本大震災からの復興の思いを込めたモニュメントや、沖縄県糸満市の平和祈念公園の「平和の火」から火を採るほか、群馬県では県内の特別支援学校で児童や生徒が火をおこすなどする。
こうして採火された火は、都道府県ごとに「集火」され、まとめられる。集火は、青森県では世界遺産登録をめざす三内丸山遺跡、神奈川県では横浜市の赤レンガ倉庫といった名所に加え、大分県では障害者スポーツ振興の草分けとなった別府市の「太陽の家」など、都道府県ごとに様々な場所で行われる。
火は、最終的に東京で行われる「集火式」で一つにまとめられ、その後、東京で聖火リレーが行われる。聖火リレーは、競技が実施される静岡・千葉・埼玉の3県でも行われ、ランナーは今月末まで募集が行われる。