×

新型コロナ パラ競技テスト大会開催保留

2020年2月20日 12:15
新型コロナ パラ競技テスト大会開催保留

新型コロナウイルスの感染拡大をうけ、日本障がい者スポーツ協会は、今月28日から行われる東京パラリンピックのテストイベントについて開催を保留すると発表した。

開催を保留するのは、今月28日から3日間にわたって東京・江東区の有明体操競技場で行われる予定の「ボッチャ」の国際大会。日本を含めて9か国から30人以上が参加することになっている。

ボッチャの選手には、重度の脳性まひなどの障害があり、主催者は「新型コロナウイルスが選手に感染した場合の影響の大きさを正確に把握するためにはもう少し時間がかかると判断した」として、開催保留を決めたという。

この大会は東京パラリンピックのテストイベントも兼ねていて、大会組織委員会は「安全を確保した上で、何らかの形で実施したいと考えている」としている。