宮城県の大河原町議会で、本会議中にスマホゲームをしていたことが発覚した男性町議が24日、辞職しました。本人は問題発覚後、家族や知人にも脅迫まがいの声が寄せられ、身の危険を感じていると訴えています。

24日午前、宮城県の大河原町議会では佐藤貴久議員の議員辞職勧告決議案が提出され、賛成多数で可決されました。

この問題は先月10日、授業の一環で本会議の見学に訪れていた児童の感想文をきっかけに、佐藤議員が議会中にゲームをしていたことが発覚したものです。決議案では「議会中にいねむり」や「態度の悪さ」も指摘され、佐藤議員は辞職願を提出し、承認されました。

大河原町・佐藤貴久議員
「我が家にかなり危険ととれる脅威が起こりました。それは、家族や知人の生命を脅かすものです。私はいま恐怖心でいっぱいです。私の行為が、家族や知人にまで及んでおります。私はもう議員を続けることはできません」

佐藤議員は問題発覚後、本人のほか、家族らにも脅迫のようなものが寄せられ、恐怖を感じていると明かしました。