“物”には塩素系漂白剤を 消毒液の作り方
新型コロナウイルスで外出を控えている中、自宅にいて暮らしに役立つ情報をお届けする「私にできること」。13日は、身近なモノを消毒できる「塩素系漂白剤」を使った消毒液の作り方です。
消毒するときは“アルコール”。そんなイメージがありますが、実は厚生労働省では、ドアノブやスイッチなど“物”の消毒には塩素系漂白剤の方が有効だとして、消毒液の作り方を紹介しています。
【用意するもの】
・水1リットル
・主成分が「次亜塩素酸ナトリウム」の塩素系漂白剤
・ゴム手袋
【作り方】
水1リットルの中に漂白剤を入れて、濃度が0.05%になるよう調整するだけ。
商品によって漂白剤の濃度が違うため、厚労省のホームページには、商品ごとの目安が書かれています。
【消毒する場所】
・玄関扉や部屋、トイレのドアノブ
・窓の取っ手
・照明のスイッチ
・トイレの水洗レバー
など。
日頃、みんながよく触る場所を、一日1回以上、拭き取ることがすすめられています。
このとき、金属やプラスチックは腐食・変色する可能性があるため、水拭きも必要だということです。
また、メーカーによりますと、パソコンやスマートフォンなどの電子機器は故障の原因となるため、塩素系漂白剤での除菌は控えてほしいとしています。
皆さんも、扱い方に気をつけて、身の回りの物の除菌を心がけてみてください。