東京91人感染確認 月曜日は少ない傾向に
新型コロナウイルスの感染が拡大している東京都では、13日、新たに91人の感染が確認されました。
東京都で新たに感染が確認されたのは、6歳未満の子どもから80代までの男女あわせて91人です。東京都によりますと、91人のうち2人が重症で、およそ8割に当たる76人は、現時点で感染経路がわかっていないということです。
前日が日曜日で休みの医療機関が多く、持ち込まれる検体数が少ないため、月曜日は確認される人数が少ない傾向にあります。
また、中野区の総合東京病院が、看護師4人と患者1人あわせて5人の感染を発表したほか、都庁で働く20代と30代の男性職員の感染も新たに確認されました。
一方、小池都知事は、十分な病床を確保するため、新たに2つのホテルを確保し、あす15日から軽症者などを受け入れる方向で調整していることを明らかにしました。
さらに事業者に対し、14日から受け入れの宿泊施設を公募することも発表し、受け入れ期間は6月末までになるということです。
また、休業や時短営業に協力する事業者に対して、感染拡大防止の協力金として総額1000億円程度を今年度の補正予算案に計上する考えも示しました。
都内の感染者数はあわせて2158人となり、重症者は40人にのぼっています。