神奈川県は、新型コロナウイルスの軽症者向けの宿泊療養施設でクラスターが発生したと発表しました。

神奈川県によりますと、新型コロナウイルスのクラスターが発生したのは、厚木市のホテルを宿泊療養施設にした「パークインホテル厚木」です。

この施設に勤務する看護師や神奈川県の職員など２０代から６０代の６人の感染が確認されました。神奈川県内の宿泊療養施設でのクラスターは初めてです。

感染経路は現在調査中ですが、療養者から感染した可能性は低く、施設に勤務するスタッフ間で感染が拡大したとみられるということです。

この施設では、スタッフが勤務する部屋が狭く、換気が不十分だった可能性が指摘されていて今後、大型の空気清浄機の配備を検討しています。

施設では当面の間、新規療養者の受け入れを停止するということです。