“蒸れ”や“マスク焼け”も…解消法は?
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マスクが欠かせない生活はもうしばらく続きそうですが、気温が上がるこれからの季節、マスクに伴う悩みも増えてきそうです。口元の「蒸れ」や、日焼けのあとが残る、「マスク焼け」。こうした悩みを解消する対策を取材しました。
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25日、晴れ間が広がった関東地方。東京都心では最高気温、26.5度を記録、24日に続き夏日となりました。
そんな汗ばむ陽気のなか、街中では依然として、多くのマスク姿の人たちが。
看護師(20代)「蒸れるので、あまりつけたくはないんですけど」
会社員(20代)「きついですね。蒸すというか、しゃべっているとちょっとムアっとするのはありますね」
そんななか、愛知県一宮市にある会社ではこうした悩みを解消するグッズを販売。
B’full・内藤峰仁さん「直接マスクと肌が触れないように、中に空間を作りまして、蒸れの防止、女性の方のメイク崩れを防止できるような構造」
マスクの内側に装着して使用するというこのグッズに、マスクを通しフックをかけると…自然と立体的になっているのがわかります。
B’full・内藤峰仁さん「装着感、快適性にこだわったところでして、なるべくつけていることがわからないような構造にしたいなと」
元々、マスクの内側に装着するグッズは販売していましたが、今回のグッズは利用者らの声を受け、マスクと触れる部分を大きく減らすなどして改良したもの。注文の7割以上は、女性だということです。
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また、マスクについてこんな悩みも…。
「日焼けとかですかね。マスクしてない部分だけ色変わっちゃったら嫌だな」
マスクをつけ、日焼けしたあとが残ってしまう“マスク焼け”に関して。
医師は、日焼け止めを塗ることが重要だといいます。
赤須医院 皮膚科クリニック・赤須玲子院長「紫外線量は5~6月がピークになるので、マスクをつけていてもしっかりと日焼け止めをつけないとダメですね。マスクしてるからって過信しない方がいい」
では、日焼け止めの量はどのくらい必要なのでしょうか?
赤須医院 皮膚科クリニック・赤須玲子院長「大体小指の頭大ぐらい。手に取りますと大体こんな量ですね。これぐらいの量を顔全体から首にかけて満遍なくつけていただきます」
また、マスクの中で汗をかいた場合には、すぐに拭き取ると肌荒れを防げるため、重要だと話します。
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一方、都内にあるベビー服などを縫製する会社では、こんなマスクも登場…。
小倉メリヤス製造所・小倉大典社長「こちらが、新製品のメガマスク」
顔の大きい人用に作られた、大きなマスクです。
小倉メリヤス製造所・小倉大典社長「自分自身が普通のマスクを使ってたんですが、フィットしなかったので、大きいマスクを作りたいなと思って作りました」
いったいどのくらい大きいのか、スタッフがつけてみると…マスクが首の辺りまで覆うほどの大きさ…。
また、政府が全世帯に配布を行っている、いわゆる“アベノマスク”と比べると…大きさがかなり違うことがわかります。
先週からネットで注文を受け付けていて現在、その数は400枚ほどに…。
小倉メリヤス製造所・小倉大典社長「数をたくさん売っていくっていうことより、本当に困っている人に届けたいということが1番なので」
今後、大きい服の専門店などで売り出すことを検討しているということです。