備えが大切“見せて保管する”防災グッズも
9月1日の防災の日にむけ、防災グッズのフェアがおこなわれています。使いやすさを考えて、“見せて保管”する防災グッズなども出てきています。
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都内の百貨店で明日(8月25日)から始まるのは、防災グッズのフェアです。
記者
「こちらの防災用品売り場を明日から拡大して展開するということです」
9月1日の防災の日にあわせ、商品数をほぼ倍に拡大しました。(西武池袋本店「備えたくなる防災フェア」8月25日~9月7日)
中でもこだわったというのは“見せて保管する”商品です。リビングをイメージした家具売り場に、商品を二つ置いてみても、まるでインテリアの一つのようなデザインです。
花瓶の右に置いた商品にはトイレ用凝固剤や袋などが入っていて、災害時には簡易トイレとして使用できます。(アートトワレ・5回分セット 1760円)
そしてもう一つの商品は、災害発生からの3日間を想定し、必要となる食料や生活用品を詰め込んだセットです。利用者にあわせて、中身を組み合わせられるといいます。(ビーボ・防災備品 1万7380円)
西武池袋本店・インテリア雑貨担当 三浦綾子係長
「普段しまいこんでいて、使いたいときに使い方が分からないとか、どこにしまったか分からないということを避けて」
“見せて保管”することで、いざという時に迷わず、使いやすくなるということです。
また、今回のフェアでは、東京・青山に店を構える中華料理店とコラボした防災食も販売。(イザメシ×シャンウェイ 中華惣菜缶詰)
災害時でも、こだわりの味を楽しめるといいます。
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災害時、備蓄しておきたいのは食べ物だけではありません。見せてもらったのは、日常生活に欠かせない電気をためる蓄電池です。
IBeeT・業務部長 東慎一さん
「この大きさで通常の生活の1.5日分の電気をためることができます」
ここでも新たなサービスが。
IBeeT・業務部長 東慎一さん
「毎月同じ値段で蓄電池を利用いただいて、15年後にそのまま無償で譲渡させていただこうと」
初期費用なしで毎月同じ額を支払えば、蓄電池を利用できるサービスです。(Beeフラット)
9月中旬から受け付け開始予定で、室内に設置したパネルから充電量の確認などを行えるということです。
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いつ、どこで起こるか予測できない災害。普段からの備えがいざという時、役に立ちます。