西武・渡邉 アクシデント乗り越え3勝目
12日、メットライフドームで行われたプロ野球・西武対オリックス。西武の先発・渡邉勇太朗投手が右脚をつるアクシデントも、粘りの投球で3勝目を挙げました。
前回登板の楽天戦で渡邉投手は「調子は良かったが真ん中に失投した球を打たれた」と、4回途中7失点で降板し、ベンチで悔し涙を流していました。
その渡邉投手は伸びのあるストレートに、得意のカットボール、さらに打者のタイミングを外すカーブを低めに集め、3回までオリックス打線に2塁を踏ませません。
しかし4回表開始前の投球練習中、右脚をつり、一旦ベンチに下がるも、治療を終え再びマウンドへ。その後、先頭のオリックスの杉本裕太郎選手にホームランを打たれ1点を失いましたが、5回1失点の投球で今季3勝目を挙げました。
また試合は西武がオリックスに3対1で勝利し、13カードぶりの勝ち越しとなりました。
試合後、渡邉投手は「(右脚は)大丈夫です!今日は要所で抑えることができたのは良かったですが、合格点が出るような投球ではないです。その中で最少失点に抑えることができたことだけが良かった」とコメントしました。