日本骨髄バンクLINE公式アカウント開設
「日本骨髄バンク」は、大手通信アプリ「LINE」の公式アカウントを1日に開設し、ドナー登録を呼びかけています。
日本骨髄バンクは、白血病などの血液疾患で、骨髄移植が必要な患者と、骨髄を提供するドナーをつなぐ事業を行っています。
日本骨髄バンクによりますと、ドナー登録しているおよそ53万人のうち、40代と50代が57.1%と半数以上を占めているということです。
ドナー登録は、55歳の誕生日で取り消しになることから、若い世代の登録を促進させようと、大手通信アプリ「LINE」の公式アカウントを開設しました。
また、およそ9万人が、住所不明のためドナー候補から除外されていることを受け、公式アカウントからも住所や連絡先の変更が出来るようにしたということです。
新型コロナウイルスの感染拡大の影響で、イベントなどが中止となり、今年5月の新規ドナー登録数は782人と過去5年の同じ月の平均と比べて、およそ4分の1に落ち込みました。
日本骨髄バンクは、「LINEでの公式アカウント開設が新規登録につながることに期待する」としています。