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「夢は気象庁職員」女子中学生が特別研修で学んだことは

2023年12月2日 12:03
「夢は気象庁職員」女子中学生が特別研修で学んだことは

気象庁で働くことを夢見る北海道の中学生がいます。今回、気象庁が彼女のために研修を行うことに。そこで学んだこととは?

     ◇

先月30日、東京の気象庁にやってきたのは北海道旭川市に住む中谷彩乃さん、中学1年生です。

中谷さん「やりがいとか大変なこととかを教えてもらいたいと思います」

中谷さんの夢は気象庁の職員になること。旭川市が行う将来の夢につながる研修機会を提供するプロジェクトの選考会で見事、大賞を受賞。今回、気象庁が特別に研修を行いました。

緊張した面持ちの中谷さんが向かったのは──

「気象庁長官、大林です」

気象庁・大林正典長官「気象の仕事は国境がないので国際的にデータを交換しながらやっている。英語がとても重要になる」

長官からは仕事内容や必要な勉強について説明を受けました。

大林長官「年齢的に一緒に働くことはないかもしれないが、将来の気象庁の屋台骨になってくれるといいなと思う」

さらに研修では、職員から天気図の分析や等圧線の書き方を教わり、中谷さんは“記者会見スタイル”で天気図の説明を行いました。

気象庁職員「仮に(低気圧)が旭川に近づいたら雨はどうなりますか?」

中谷さん「旭川にはそれほど雨が降らなくて、旭川のまわりに雨が降ると思います」

職員と直接話すことで新たな発見があったといいます。

中谷さん「『防災のため』という一面がすごい強くて、すごいかっこいいなと思って。やっぱり(気象庁を)目指したい」

予報官になることが目標の中谷さん。これからも夢に向かって勉強を続け、気象の知識を増やしていきます。

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