民間ロケット「カイロス」打ち上げ直後に爆発 “飛行中断措置”実施と発表 和歌山・串本町
和歌山県串本町で民間ロケット「カイロス」が打ち上げられましたが、直後に爆発しました。中継です。
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民間ロケット「カイロス」は、いま、私がいる場所から1.5キロ先にある発射場から午前11時すぎに打ち上げられましたが数秒後に爆発しました。
「カイロス」は午前11時1分、国内初の民間ロケット発射場「スペースポート紀伊」から打ち上げられましたが、発射直後に空中分解しました。「カイロス」を開発したベンチャー企業の「スペースワン」は、「飛行中断措置」を行ったと発表しました。
その後、地上に落下した複数の破片が激しく炎上し、消防によりますと、消防車6台が出動して消火作業を行っているということです。また、警察によりますと、いまのところけが人の情報は入っていないということです。
発射時刻に私は、こちらの見学会場にいたのですが、見えるはずのロケットに代わりに白い煙が立ちのぼり、一瞬、何が起こったのか分からない状況でした。
開発企業の「スペースワン」はこのあと午後2時から記者会見を行い、今回の経緯について説明を行う予定です。