感染症や災害への備え強化…東京都が長期戦略を改定
東京都は東京2020大会の開催や新型コロナの感染長期化などを受けて、長期戦略を改定し、感染症や災害への備えの強化などを盛り込みました。
東京都は、2040年代に目指す東京の将来像と、それを実現するために2030年に向けて取り組む政策などを盛り込んだ長期戦略を去年3月に策定していました。
4日、東京2020大会の開催や新型コロナの感染長期化などを受けて改定した長期戦略が発表され、感染症や災害への備えを強化し、都市の危機管理を進めることなどが掲げられました。
都市の危機管理については、激甚・頻発化する豪雨への対策として、目黒川流域の調節池を新たに整備することなどが盛り込まれました。
また、共生社会の実現に向けては、「段差のない社会」を目指し、バリアフリー化に取り組む区市町村を支援することや、スマートウォッチを活用した高齢者の健康作りなどが挙げられました。