東京都の大手出版社にサイバー攻撃をして業務を妨害したとして、警察庁サイバー特捜部が大分県に住む男を逮捕しました。

警察庁によりますと、逮捕された大分県の配管工・赤坂篤洋容疑者は2022年、都内の大手出版社にサイバー攻撃を行い、出版社のサイトをおよそ1時間半、閲覧できない状態にして業務を妨害した疑いがもたれています。

赤坂容疑者は、大量のデータを送ってサーバーをダウンさせる「DDoS攻撃」を、サイバー攻撃を代行する海外のサイトを通じて行いましたが、海外の捜査機関から情報提供があり、関与が浮上しました。

警察庁のサイバー特別捜査部が、単独の捜査で容疑者を検挙したのは発足以降、初めてです。

調べに対し、赤坂容疑者は容疑を認めているということです。