新年恒例“講書始の儀” 両陛下、皇族方が講義受けられる
皇居で新年恒例の「講書始の儀」が行われ、天皇皇后両陛下や皇族方が、各分野の第一人者から講義を受けられました。
「講書始の儀」は、明治時代に学問の奨励を目的に始まったもので、年の初めに天皇皇后両陛下が皇族方とともに、様々な分野の第一人者から講義を受けられるものです。
儀式は、参列者を減らすなど感染対策をした上で行われ、「西洋近世史学」が専門の深沢克己・東京大学名誉教授、「社会学」の今田高俊・東京工業大学名誉教授、「分子細胞生物学」の廣川信隆・東京大学名誉教授が、あわせて1時間ほど講義しました。
両陛下の大学生の長女、愛子さまは学業優先のために出席せず、天皇陛下は時折、大きくうなずきながら、熱心に聞き入られていました。
18日には「歌会始の儀」が行われます。