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愛子さまが初めての一般参賀に “お手ふり”で振り返る「成長」

2023年1月4日 19:39
愛子さまが初めての一般参賀に “お手ふり”で振り返る「成長」

天皇皇后両陛下の長女、愛子さまが新年の一般参賀に初めて出席されました。水色のドレスに身を包み、笑顔で臨まれた愛子さま。成年皇族になられた愛子さまの成長を振り返りました。

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1月2日の皇居正門に久しぶりに長い行列ができました。

「きょう、こうして皆さんと一緒に新年を祝うことを誠にうれしく思います。本年が皆さんにとって安らかでよい年となるよう願っています」

新年恒例の一般参賀が3年ぶりに開催されたのです。特に注目されていたのが、天皇・皇后両陛下の長女、愛子さまです。

一般参賀に来た人
「もしかして愛子さまにお会いできるかなって思って」

2021年12月に成年を迎えられた愛子さまが一般参賀に臨まれるのは今回が初めてです。両陛下とともに全6回、ベランダに立ち、ほほえみながら手を振られていました。

一般参賀に来た人
「なんかすごく心が和やかになりますね、愛子さまの笑顔を見ると」

一般参賀に来た人
「(愛子さまは)全国民のお孫ちゃまみたいなものですものね」

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皇居近くの飲食店でも、“3年ぶりの再開”となりました。

焼肉MARUGO 庄司友紀店長
「今年は3年ぶりの一般参賀がございますし、人出が出るのではないかという期待を込めてオープンしております」

2022年と2021年は4日から店を開けていたということですが、今年は一般参賀に合わせ、2日からオープン、お正月メニューを出すなど期待感を持っていました。(※お正月メニューは3日で終了)

一方で、今年の一般参賀にはコロナ禍ならではの工夫も行われていました。感染防止のため、事前申し込みによる抽選制という新たな形式で行われたのです。

さらに会場では間隔が1m以上空くよう、立ち位置が示され、大声は控えるよう呼びかけられました。

会場の空気感について、皇居で取材していた宮内庁担当の笛吹記者は…

日本テレビ・宮内庁担当 笛吹雅子記者
「こんなに静かな一般参賀は初めてでしたが、旗を振るパタパタという音はベランダの中まで聞こえていたそうで、皇室の方々はこうして対面で開催できたことに「うれしい」と喜ばれていたそうです」

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例年とは違う雰囲気の中、初の一般参賀に臨まれた愛子さま。誕生されたのは21年前、2001年12月です。

その5か月後の2002年5月には、皇后さまが手をそえ、“初めてのお手ふり”を披露されていました。

2006年3月、4歳となった愛子さまがご家族でディズニーリゾートを訪問された際には、沿道の声援に対し、緊張気味に手を振られていましたが、9月の別の機会には、報道陣から身を隠すように天皇陛下の後ろに隠れられる様子も見せていました。

しかし、2017年3月に学習院大学の中等科を卒業される際には、記者の問いかけに答え、積極的に手を振られる様子が見られるようになりました。

「先生方とお友達に恵まれ楽しい3年間を過ごすことができました」

2018年7月、高校2年生でイギリスでのサマースクールに出発する際には、とびきりの笑顔で手を振られ、2022年12月に展覧会に訪れた際には、自ら車の窓を下げ、穏やかな笑顔で沿道に集まった人々に応えられていました。

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そして1月2日、愛子さまは初めて一般参賀に臨まれました。10年以上愛子さまを取材してきた笛吹記者は…

宮内庁担当 笛吹雅子記者
「愛子さまは存在感があり、堂々のデビューでした。端から端まで一人一人、よく見るように手を振られていた姿が印象的で、落ち着いた所作とともに、あのはにかんでいた少女がと、成年皇族としての成長に感じ入りました」

2月23日には、天皇誕生日の一般参賀が予定されています。