関東大震災から100年 東京消防庁が防災イベント 意識向上へVR地震体験など
今年は関東大震災から100年です。東京消防庁などは、防災意識の向上を呼びかけるイベントを行いました。
25日午前、東京・荒川区の荒川公園では東京消防庁や警視庁などが首都直下地震などの大規模災害に備え、防災意識を高めてもらおうとイベントを行いました。
参加した親子などは家で地震が起きた状況をVRで体験したり震度7の地震の揺れを体験したりするなど防災について学びました。
参加した親子「楽しかった」「経験を持ってどういう事が起きるのかということを肌で感じられる良い機会だったかなと思います」「地震が起きる前に(子供に何をするべきか)考えてくれるとうれしいなと思います」
また、地元の消防団員が地震発生時、身の回りで何が危険になるのかなどを学べる紙芝居を披露したほか、災害が発生した時にどのように行動するべきかなどのアドバイスが書かれたカードを配布しました。
関東大震災の発生から100年となる今年、東京消防庁は「地震や火災などの災害が起きる前に 日頃から『備え』を心がけてほしい」と呼びかけています。