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千葉県東方沖の地震「しばらく継続し強い揺れが起きるおそれ」地震調査委が臨時会合

2024年3月1日 22:14
千葉県東方沖の地震「しばらく継続し強い揺れが起きるおそれ」地震調査委が臨時会合

千葉県東方沖を震源とする地震が相次ぐ中、政府の地震調査委員会は、しばらくの間、地震活動が継続し、強い揺れが起きるおそれがあるとして注意を呼びかけました。

千葉県東方沖では先月27日から地震活動が活発になっていて、これまでに、震度4を観測する地震も複数回発生しています。

1日に開かれた地震調査委員会の臨時会合では、先月下旬から震源近くの房総半島沖で「ゆっくりすべり」と呼ばれる地殻変動が観測されていることが報告されました。

千葉県東方沖では、これまでも、数年おきに「ゆっくりすべり」をともなったまとまった地震活動が1週間から数か月程度続き、震度5弱の揺れを観測したこともありました。1987年には千葉県東方沖を震源とするマグニチュード6.7の規模の大きな地震も発生しているということです。

こうしたことから地震調査委員会は、今後もしばらくの間、地震活動が続き、強い揺れを伴う地震が起きる可能性が高いとして注意を呼びかけています。