パリ五輪選手村が公開 約1万4000人宿泊可能
今年の夏に開幕する、パリオリンピック・パラリンピックの選手村が、報道陣に公開されました。
パリ郊外のおよそ50ヘクタールの敷地に設営されたパリオリンピック・パラリンピックの選手村。
居住エリアは5つに分かれ、最大およそ1万4000人が宿泊できます。
環境への負荷を減らすため、建物に木材が多く使用されているほか、広場には、郵便局やスーパー、ATMなども設置されるということです。
「こちらは選手が寝泊まりする部屋なんですが、エアコンは付いておらず、床下の配管に水や温水を流すことで冷暖房を行うということです」
また、寝室には、東京オリンピックで話題となった、日本の寝具メーカーが開発した“段ボールベッド”も使われています。
担当者
「マットレスを組み合わせることで、硬さを調整することができます」
大会終了後、選手村は分譲住宅などに整備されるということです。