小池氏、不要不急の外出控えるよう呼びかけ
新型コロナウイルスの感染拡大を受け、東京都は、再度、お酒を提供する飲食店などに、営業時間短縮の要請を行うことを決めました。小池知事は、感染の拡大を抑え込むため、不要不急の外出をできるだけ控えるよう呼びかけました。
東京都・小池知事「都において非常に厳しい感染状況が続いています。営業時間の短縮の要請を改めてお願いしたい。今以上の感染拡大を食い止めるため、都民のみなさまには、できるだけ、できれば不要不急の外出を控えていただきたい」
小池知事は、新型コロナウイルスの重症者が、緊急事態宣言解除後で最多となるなど、感染状況が悪化していることから、島しょ部を除く、都内のお酒を提供する飲食店とカラオケ店に、夜10時までの営業時間の短縮を要請しました。
期間は、今週28日から来月17日までで、事業者には40万円の協力金を支給します。
また、「GoToイート」の食事券の新規発行についても、一時停止を政府に要請します。
小池知事は、医療崩壊を回避するため、短期間に集中的に対策を打つと強調しました。
ただ、都民の都内旅行を対象としたいわゆる「都民割」の販売は停止する一方で、「GoToトラベル」の一時除外については、「全国的な視点から国が判断するのが筋」だとして、都からは除外を要請しない考えを改めて示しました。