各地で始まってるＧｏＴｏイートキャンペーンですが、東京でも食事券の販売が始まる見通しとなりました。ＧｏＴｏイートの食事券について、知っておきたいことをまとめました。

■食事券は紙とデジタルの二種類

ＧｏＴｏイートは２通りあります。「オンライン予約でポイント」と「２５％上乗せの食事券」です。まず、オンライン予約のポイントはすでに始まっています。そして、２５％上乗せの食事券は販売時期が自治体によりまちまちで、東京では１１月２０日から始まる見通しとなりました。　
　
１１月２０日から販売と利用が始まる東京の食事券ですが、紙の食事券とデジタル食事券の２種類あります。　紙の食事券は、ミシン目が入ったシート状になっていて、使いたい分を利用者がちぎってお店の人に渡す方式になる予定です。１万円で１万２５００円分の食事券を購入できます。赤の１０００円券が１０枚と青の５００円券が５枚のセット、販売予定数は３００万セットということです。　
一方、デジタル食事券は、８０００円で１万円分が購入できます。販売予定数は１２５万セットで、紙の食事券より少ないということです。　
　
■紙とデジタルの食事券、それぞれの購入方法は？

「食事券」の買い方を解説します。
　
紙の食事券は、専用の申し込みはがきを手に入れる必要があります。申し込みはがきは、公共機関の施設に置かれる予定です（※）。このはがきに必要事項を書き込み、事務局に送ると、事務局から食事券の引換券が送られてきます。この引換券を持って、所定の販売場所に行くと食事券に替えてもらえるという流れです。販売場所は、スーパーの「成城石井」やＪＲの駅の中にある「びゅうプラザ」などの一部店舗、また、都内の金融機関などが予定されているということです。　
　
一方、デジタル食事券は、１１月上旬にＧｏＴｏイート東京の公式ＨＰが開設されるので、そこから購入する形になる予定です。食事券の販売期間は１１月２０日から２０２１年の１月３１日まで、利用期間は２０２１年の３月３１日までの予定です。　
　
■購入は１人１回２セットまで

購入時のルールは紙でもデジタルでも同じです。購入できるのは１人１回２セットまで。食事券は都民以外でも購入可能です。先着順で、申し込みは何度でも可能です。詳細は、１０月２６日に開設予定のコールセンターに問い合わせをお願いします。
電話番号：０５７０－５５０－２６９（購入／利用者向け）

過度な申し込みがあった場合には、チェックして対応を検討するとのことで、常識の範囲内で、広く行き渡るように仕組みがとられています。

■ＧｏＴｏイートの食事券、すでに大人気
ＧｏＴｏイートの食事券は、すでに販売になっているところもあります。とにかく人気ということです。１０月５日に、全国で一番早く販売した新潟県では行列になりました。　大阪でも１０月７日から事前予約を開始した第１弾は、１０万セットがわずか５時間で完売。１０月１５日から第２弾３０万セットの予約を開始しましたが、およそ８時間で予約が埋まりました。　
　

■千葉県では１０月８日から販売スタート

関東では、千葉県がいち早く１０月８日から販売スタート。千葉県の食事券は、電子と紙と両方販売していますが、電子クーポンが９割です。　
スマホアプリのＬＩＮＥからクーポンを購入、支払いもＱＲコードをかざすだけでとても便利。事務局によると、これまで約６万４３００人が購入し、１０億４０００万円が使われています。予算が７２億円なので、まだまだ購入は可能ということです。使い切らないと買えないしくみで、買い占めは起きていないということです。
感染対策を大前提としつつも、広くいきわたる制度になることを期待します。

　（２０２０年１０月１９日　１６時ごろ放送　ｎｅｗｓ　ｅｖｅｒｙ．「ナゼナニっ？」より）

※１０月２１日２１時に情報更新