ＧｏＴｏトラベル一時停止の方針決定など政府のコロナ対策強化が打ち出されていますが、全国の人出を見ると、さらなる減少傾向はデータ上、見られていない状況です。

１６日の東京都心はこの冬一番の冷え込みとなり、ＪＲ品川駅では厚手のコートを着た通勤客の姿が目立ちました。

通勤客「（Ｑ．ＧｏＴｏトラベル年末一時停止について）いいことだと思う。こんな状況の中、旅行して（感染を）広げてリスクを高める必要ない」

ＮＴＴドコモが分析した１５日の各地の人出を１週間前と比較すると、まず東京駅では、１５日は感染拡大前に比べて４６．０％減少。先週水曜のマイナス４８．４％と比べて減り幅は小さくなっています。横浜みなとみらいも１５日はマイナス２５．５％。先週水曜のマイナス２９．０％と比べて減り幅は小さくなっています。また、大阪・難波でも１５日はマイナス２２．４％。先週水曜のマイナス２５．６％と比べて減り幅は小さくなっています。

ＧｏＴｏトラベルの一時停止などコロナ対策の強化方針にもかかわらず、人出のさらなる減少傾向は見られていない状況です。