天皇陛下 インドネシアの世界遺産・ボロブドゥール寺院を視察
21日からジャワ島中部の古都ジョグジャカルタに滞在中の天皇陛下は、22日は、世界遺産のボロブドゥール寺院を視察されています。
ボロブドゥール寺院は8世紀から9世紀にかけて建てられた世界最大級の仏教遺跡で、世界遺産に登録されています。
陛下は釈迦の一生を描いたレリーフが続く回廊を歩いて見てまわり、さらに、中に仏像が納められている仏塔をご覧になります。
天皇陛下はインドネシア特産品のろうけつ染めの布地バティックのシャツを着用し、素足にサンダルを履かれています。
視察は現地時間の午前8時過ぎから始まり、暑さを避けるため、朝の訪問になりました。
この寺院へは、上皇ご夫妻も1991年に訪ねていて、思い出話をされているということです。
ジョグジャカルタへは陛下お一人でのご訪問となりました。
皇后さまはジャカルタにとどまり、21日は静かに過ごされたということです。
陛下は、ボロブドゥール寺院を視察後、22日午後、ジャカルタに戻り、皇后さまと合流し、23日に帰国される予定です。