オミクロン株のBA.5に対応する新型コロナワクチンについて、厚生労働省の専門家会議は、無料で受けられる臨時接種に位置づけることを決めました。

厚労省は、オミクロン株BA.5に対応するファイザー製のワクチンを、公費で負担し、無料で受けられる予防接種法上の臨時接種に位置づけることを決めました。

対象は、2回目までの接種を終えた12歳以上のすべての人で法令改正などをすませ今月13日以降に接種が始まる見通しです。

厚労省は、すでに接種が始まっているBA.1対応のワクチンと比べ「オミクロン株に対する有効性にほとんど差はなく、どちらかを速やかに打つことが重要」としています。

一方、生後半年から4歳が対象のファイザー製ワクチンも臨時接種に位置づけられ、今月24日以降に接種が始まる見通しです。